ぶーちゃんの遊句






2004年 1月12日

今日はただ西に行ってみよう、と言う相棒と西進。竜野から海辺を走りながら行くと派手な中国風の道の駅がありました。相生ぺーろん道の駅。なんとそこには天然温泉があり大喜びでお風呂に入り(広々としたお風呂、海も見えていい気持ち)、併設されている中華の店でご飯食べてごきげんで帰ってきました。ぺーろんの競艇が行われる相生湾に面しなんとものどかな所でした。


       海に添う ぺーろん湯舟に 初春の陽
       湯面を 切り取る陽射しや 初露天
       成人の その日に聞きし  絹の音





ようこ  2004年 3月 9日

「こうなご(別名いかなご?)」が明石の沖から伊勢の沖にまで回遊して来ました。
今日はみんなの注文をとって、隣の鈴鹿市の港近くの魚屋さんにこうなごを買いに走りました。
ぶーちゃん伝授のレシピでうまく煮えたと自画自賛なんだけど、お礼に一句作らなくてはと、さっきから七転八倒しているんだけど、出ないものは出ないね。
どう考えても、俳句や遊句にならずに川柳です。
今まで「ふーん」と思って見ていただけだけど、こうやって無理にでも作ってみると、人柄が現れてきてなにやら精神分析しているみたい。
私は「即物的」な人間のような気がしてきたよ。 それに比べて、自由自在に言葉を操るぶーちゃんは、やっぱ、どこか「夢見る」部分があるような気がしてきた。

       ふるさとを 遠く離れて くぎ煮炊く
       くぎ煮する 友より伝授の 鍋返し
       春の海 群れて泳いで 食卓へ
       この艶で、この香で、この味 友の味
       レシピ飛ぶ ファックス、メールで 二のべき乗

		    	            	おそまつ m(__)m


ぶーちゃん返句 2004年 3月 9日

ようこさん、”具体的に書くように”と指導受けてからちっとも遊句ができない、”夢見る”んじゃダメダメ。なかなかうまくいかないよ〜、見たままをそのままに言って夢があるといいんだけど。


       いかなごや神戸の海は凪いできし
       店頭の光る小魚よ春や春
       海をゆく行きて波巻くいかなごや

    				        	こんなとこだ〜!


りえちゃん 2004年 3月10日

陽子ちゃんとやっぱ似てるね〜私も即物的だよ〜という証明のような一句を


       いかなごの煮付け美味くてもう半膳




みんなも刺激されて、作った作った!


kengo どん 2004年 3月10日


       まんさくの つぼみふくらむ にわ温(ぬ)くし


ぶーちゃん  2004年 3月10日


       バラの芽も背伸びしている朝ぼらけ




kengo どん 2004年 3月10日


       いのち躍り 持ち帰る風 ボローニャ
       持ち帰る ボローニャの風 技量冴え




郷 ちゃん 2004年 3月10日

今日はとても暖かい。風も強いけど、朝より暖かい風。

       はるかぜに 置き忘れられし ベビー毛布
(字余り。つられて、私にも、何か天から降りてきたよ。でも、添削して欲しいヨー)
帰って来る途中、ベンチにかわいい毛布が忘れられてありました。




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