先週末から    2004年9月15日

 いろいろ続いて、ごぶさたしました。
 まずは土曜日に須坂で開かれた信州岩波講座の座談会「地球は病んでいる」というのの司会を頼まれて、人前で話すのが苦手だからパニくったらどうしようとどきどきで、講師との打ち合わせやら台本づくりやらに追われていました。講師はルポライターの鎌田慧、元飯山市長の小山邦武、信大名誉教授の沖野外輝夫の各氏で地味な顔ぶれながら実のある議論ができたと主催者に感謝されました。(いつものメンバーに送った新聞の文化面に鎌田さんの基調講演が載っています)
 続いては、父・水上勉氏を亡くしたばかりの窪島誠一郎さんが父のことを信毎に書きたいと言ってくれ、日曜日に無言館で行われた天満敦子コンサートに行ってきました。天満さんとは半年ぶりで、あの戦没画学生の絵が並ぶギャラリーでまるでチェロの音域のような深みのある音を聞かせてくれました。(窪島さんの原稿も同じ日の文化面に載っています)
 月曜日は登山隊の壮行会。りえちゃんが記事を見たよと書き込んでくれましたが、りえちゃん、おれの顔を忘れたんじゃないの? あの三番目の男は去年、エベレストに登ってきた、おれとは似ても似つかない猛者なのに。その新聞を送らなくちゃと思っていたら、その裏側のページに別所線の記事が載っていました。これ幸いといつものメンバーには送りましたが、ほかにもご希望があったら送り先をお知らせください。
 今週は明日か明後日から登山隊の連載を始めます。しばらくは執筆に専念します。
   
  
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